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Lポジション ® 人事制度にまつわるコラムをお届けします 。

人事評価制度は中小企業にも必要?

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人事評価制度策定のコンサルティングを行っていると、「うちの会社にも人事評価制度って必要かな?」「うちに制度はあるけど、その価値がわからない」といった声をよく耳にします。

 

一方で、ドリサポにコンサルティングを依頼する会社の多くが、「頑張っている人や成果を出している人に、適切な待遇をしたい」と希望されます。

 

社長の目が行き届く小規模な会社では、制度がなくても適切な待遇ができるかもしれません。しかし、規模が大きくなると社長の目が届かず、社員の評価が難しくなります。また、今後事業の拡大を目指す小規模な会社の場合、社長は評価権限を他の社員に移すことを考え始めなければなりません。

 

ここで人事評価制度が役立ちます。

 

人事評価制度があれば、社長の頭の中にある評価基準が言語化され、社長以外の人でも会社が求める人材像を理解し、評価ができるようになります。社員にとっても、目指す方向が明確になり、社員の成長が会社の成長に直結します。

 

つまり人事評価制度は、会社のビジョンにそった評価や生産性の向上を望むすべての企業に必要な制度といえるでしょう。

 

ただし、大企業と中小企業では状況が異なるため、制度は会社の規模や目的に合わせて設計することが重要です。